ブラックジャックにはカウンティングという必勝法がある!|Blackjack
カウンティングとは、具体的にはどういう戦術なのかをザックリとご紹介します。
カウンティングは場に出ていったカードを記憶し、まだ出ていないカードを予想するという戦術です。
すでに出たカードを覚えておけば、これから出て来るカードは当然、予想することが可能になります。
しかし、全てのカードを記憶しておくことは困難なため、勝率を意識したルールと、簡易的な計算によって管理していく方法が古くから開発されてきました。
それが、ブラックジャックにおけるカウンティングなのです。
・カウンティングの理論
ブラックジャックにおける絵札は、基本的に「10」と数えられます。
つまり、14種類のトランプのカードにおいて、「10」のカードは、10、J、Q、Kの4つになります。
ブラックジャックでは、そもそも「10」が出る確率が最も高いのです。
そのために、手札の合計が「11」である場合において、まだ場に出ていない「10」のカードが多いと分かっていた場合には、次に自分が引くカードが「10」になり、最高の数字である「21」を作れる確率も高いことが分かります。
あるいは、自分の合計が「15~17」といったように高い場合においては、「10」を引く確率が高い状況では、次のカードを引くことは「21」を超える可能性も高くなり、かなり不利だと判断出来るわけです。
まだ場に出ていない「10」の数を把握することが出来れば、有利な状況ではヒットやダブルダウンを選び、不利な状況ではムリせず対戦相手のバーストを待つという判断を選べます。
カウンティングをし続けながらブラックジャックをプレイしていけば、確率の上で有利な状態で常に戦えることができるわけです。
つまり、カウンティングは「10」と数えられるカードの枚数を予想していく戦術になります。
・カウンティングの具体的なやり方
「10」のカードが「まだ場に出ていなければ」、ブラックジャックにおいてはプレイヤーは自分の勝率が高いのか低いのかを把握することが可能となり、有利になるのです。
逆に言えば、「10」のカードたちが「すでに場に出ていれば」、プレイヤーに判断材料が減ってしまい不利になります。
そのため、カウンティングでは、「10」のカードが場に出れば、「-1」として数え、7、8、9のカードは「±0」と数えます。
それより少ない数字が場に出ていれば、「+1」と数えて、全てのプレイヤーとディーラーが場に出したカードの和を逐一計算していきます。
一回のゲームが終われば、それぞれの手札は公開されるので、そのときに全てのカードの数字をカウントしていきましょう。
カウントしていった数字がトータルでプラスになっていれば、プレイヤーは「10」が出る確率が高いということを把握できます。
自分が次に引くカードが「10」になる確率は高いのだと考えつつ、勝ち負けの予想をしながら、チャンスでは確実に攻めていけばいいのです。
逆にマイナスになっていれば、次に引くカードが予想しにくいという意味で、不利な状況ですから、様子見をしながら消極的にプレーしておくべきになります。
何度もゲームが行われていけば、まだ場に出ていないカードの枚数も減っていき、カウンティングの精度も高まっていきますので、ゲームが繰り返される程、カウンティングを行っているプレイヤーには、より確率的に有利な判断を選べる状況が続くことになります。
カウンティングを実行し、有利不利の判断を毎回しながら勝負を続けていければ、確率の上では、カウンティングを使うプレイヤーは絶対に勝てるようになっているわけです。
カウンティングの難易度は高い
もちろん、カウンティングの理論や方法が分かったからといっても、それを実践することは容易いものではありません。
カウンティングはかなりの記憶力が要求されることは確実であり、実際のカジノでそれを行うことは難しいものです。
ディーラーと一対一ならばともかく、複数人のプレイヤーがいる状況では、全員のカードを逐次、覚えなくてはなりません。
とんでもなく疲れる上に、視線があまりにも動き過ぎれば、ディーラーに怪しまれてしまいます。
・カウンティングは最高の必勝法ゆえに対策もされている
カウンティングは実践することが出来れば、最終的には必ず勝てる方法です。
そのため、カジノでは対策が行われています。
カードを1セットではなく、6セット、あるいは8セット使うことで、カウンティングを使うことで得られる勝率の把握に、妨害をかけることが出来ます。
あるいは、場に出し終わったカードと、まだ出していないカードを早めにシャッフルすれば、その瞬間にカウンティングは無効化されるわけです。
カウンティングが使えるのはライブカジノ
カウンティングへの対策が進んでいる今、この技術は使いどころがないものなのでしょうか?
そうとも言えません。
オンラインカジノのライブカジノ方式で行うブラックジャックであれば、カウンティングが試しやすいのです。
リアルタイムの動画を見ながら、ディーラーと勝負することが出来るため、カウンティングを試すことが可能です。
実際のカジノでは怪しげな視線をすれば、即座にカウンティングをしていることがバレてしまいますが、ライブカジノ方式でなら、カメラ越しなので少なくともこちらの視線はバレませんし、メモを取ってカウンティングの計算をしてもオーケーです。
ライブカジノ方式で試し、直感的にカウンティングを使えるようになるまで、研究と練習を重ねていければ、実際のカジノでもカウンティングを使えるようなギャンブラーになれる可能性はあります。
何事も技術については、経験が必要ということなのです。
まとめ
ブラックジャックにおける必勝法であるカウンティング。
今回お伝えしたものの他にも、さまざまな種類のカウンティングが開発されていますが、入門的な方法としてはシンプルでベターなものです。
まずは、ライブカジノのブラックジャックで練習してみましょう。