ブラックジャックのゲームの目的
ブラックジャックのゲームの目的について少しお話してみようと思います。
ブラックジャックの目的は、“ディーラーを倒す”ことです。
ポーカーのように、プレーヤー対プレーヤーというゲームではなく、プレーヤーがディーラーと勝負をするというゲームになります。
ブラックジャックは、複数プレイも可能なゲームです。
1対1の時はもちろん、複数のプレーヤーが参戦していたとしても、それぞれのプレーヤーが個別でディーラーと勝負をするというゲームになります。
どうやってディーラーと勝負をするの?
ディーラーから配られるカードのことを“ハンド”と言いますが、ディーラーを倒すためには、ハンドの合計を21を超えないように、ディーラーのハンドよりも21に近い数字にすることです。
ただし、ハンドの合計が22以上になってしまうと、バーストとなり、その時点で自動的に負けが確定してしまいます。
これは、ディーラーにも同じことが言えます!
ディーラーが22を超えてしまった場合、その場に参加した全プレーヤーが自動的に勝利となります。
☆ブラックジャックのポイント☆ 1:配られるカード=ハンド でディーラーと勝負をする! 2:ディーラーを倒すには、ハンドの合計を21を超えない範囲で、尚且つディーラーのハンドよりも21に近づけること! 3:ハンドの合計が22以上になってしまうとバーストとなり負けが確定する! 4:ディーラーがバーストになった場合は、参加したプレーヤー全員が勝利となる! |
ハンドを21に近づけるのかということももちろん重要ですが、どうやってディーラーをバーストさせるのかということも、このブラックジャックの大きなポイントとなっています
ブラックジャックのカードの数え方
次に、ブラックジャックのカードの数え方について解説してみます。
上記のカードは、『A』から『K』までの13枚のカードです。
ブラックジャックでは、2~10までのカードはそのままの数としてカウントします。
フェイスカードと呼ばれる11-13のカードは、10としてカウントします。
『A』はブラックジャックの中で特別な数字となり、ハンドの状況によって1とカウントすることも出来れば11とカウントすることも出来ます。
☆ブラックジャックのカードを数える時のポイント☆
・2~10はそのままの数字として数える!
・J、Q、Kは10として数える!
・Aのみ特別で、1か11として数えることが出来る!
例)2枚のカードが『8』と『A』であった場合、9または19としてカウントすることが出来ます。
このように『A』が入っていて、選択肢のあるハンドのことをブラックジャックでは、ソフトハンドと呼びます!
逆に2枚のカードが『8』と『9』である場合、一つしか選択肢がないハンドとなります。
このようなハンドのことはハードハンドと呼びます。
ディーラーは基本的にはハンドシグナルを使ってゲームを進行していく!
ブラックジャックでは、ゲーム中のディーラーとのやり取りに関して、言葉ではなく、ハンドシグナルという手を使うことが原則となっています。
これは、何かゲーム中に問題が起こった時に、ハンドシグナルを証拠とする為です。
ブラックジャックにおける基本的な2つの選択は、カードを追加するかしないかということです。
カードを追加することをヒット、カードを追加しないことをステイと言います。
☆ブラックジャックの基本選択☆ HIT(ヒット)=カードを追加すること STAY(ステイ)=カードを追加しないこと |
ブラックジャックの基本的なゲーム流れ
先ずは、ディーラーからプレーヤー、ディーラー自身にも2枚ずつのカードが配られます。
具体的なケースを見て説明してみます。
プレーヤーのカードは2枚とも表向きなのに対して、ディーラーのカードは一枚が隠れた状態になっています。
表向きになっているカードのことはアップカード、裏向きになっているカードのことはホールカードと呼びます。
ブラックジャックでは、プレーヤーが先行となるので、上の図のケースの場合、3+5=8となり、もう1枚カードを引いても何もリスクがないので、ヒットを選択します!
プレーヤーがヒットをして、『A』が出てました!
Aは、1とも11ともカウントすることが出来ますので、このケースの場合は11とカウントします。
プレーヤーはこの時に3+5+11=19となり、21に近い数字となりました。
これ以上カードを追加すると、バーストのリスクが非常に高くなりますので、このままステイを選択します!
さて、プレーヤーが全てを決定したら、次はディーラーの番です。
ディーラーの隠れていたカードが表向きになりました。
この時のディーラーの数は6+10=16となります。
ディーラーは16以下の場合、無条件でヒットするというルールになっている為、必ずヒットするという行動を起こすことになります。
ディーラーがヒットをしました。
出たカードはAです。
この場合、Aは1としてカウントしますので、ディーラーの数字は6+10+Aとなり、17が最終的な数字となりました。
ディーラーは17以上になると無条件でステイするというルールになっています!
なので、この勝負は、プレーヤー19対ディーラー17となり、21に近い数字を出したプレーヤーの勝利となりました。
☆ディーラーの行動パターン☆ ・ディーラーは16以下の場合必ずヒットする ・ディーラーは17以上の時、必ずステイする |
いかがでしたでしょうか?
今回は、実戦方式でブラックジャックの遊び方を分かりやすく解説してみました。
ディーラーには決まった行動パターンがあります。
この行動パターンを先読みして、戦略を考えていくなんてことも出来るのもブラックジャックの醍醐味ですね!
是非、これからブラックジャックで遊んでみようかなと思っている方は参考にしてみて下さいね。
最後まで読んで頂き、有難うございました。